スタッフ二人と一緒にNZに行きました。Sunshine Books とLettergetterを使ってる小学校を見学するためです。 成田夜6時30分発、10時間30分のフライトで着いた日は朝9時Sunshine Books 社の計らいでホテルまで車で到着。その日はオークランドの街をぶらぶら歩き、どうしてももう一度食べたいと思っていた貝コロマンデルマッスルを以前食べたレストランで夕食の予約後オークランド全体を把握するためにSky Towerに上り360度海に囲まれたオークランドを一望しました。8年前に行った羊が放牧されているところを聞いたらone tree hill でそれほど遠くないと言われたのでバスに乗っていくことにしました。行けども行けどもつかず、やっとバスを降りてその公園に向かっても向かってもヒツジがいないのです!!疲れて帰ろうかと思いましたが、通りがかりの人に聞きましたらもう少し先ということで行きました。いました!!8年前はホームステイの家族で車で行ったのでこんなに遠いとは思いませんでした。でもとってもきれいな公園でした。
次の日 Sunshine Books 社を学校見学の後尋ねました。
Sunshine Books 社のPresident の Wendy Pie 女史はフランクフルトのブックフェア―に行っており会えなかったのですが、スタッフのJudyが2校案内してくれました。はじめの学校ではマウイの歌を全校の生徒が私たちに披露してくれました。2校ともすべてSunshine Booksを使っておりました。
アメリカでもカナダでもこのNZ の小学校でもクラスは小さなグループに分かれており、本を読むグループ、PCを使ってドリルをするグループ、作文を書くグループ5,6人の分かれて皆それぞれのすることを静かにやっているのは日本と大違いといつも思います。騒いだり、走り回ったりする子がいないのです。8年前に見たクラスの先生はわたくしを覚えてくれおり、あの時”Mr. Grump"をやっていましたね。”と言われ当時のことを懐かしく思い出しました。こんな風に休憩時間も同じでした。ちょうどその日はSt.Patric Day で皆緑を身に着けておりました。
夕食はお昼に予約していたレストランに行き、思い焦がれていたコロマンデルマッスル、おいしいワインを満喫いたしました。
次の日はロトルアへの一日旅行です。 朝8時半ホテルから出発し、ワイトモグロウワーム洞窟に向かいました。サファイヤのような輝きの土蛍が天井にびっしり、真っ暗の中船でゆっくり眺めながらこの世にこんな神秘な世界があるのか・・・とまた感動でした。
次にロトルアの間欠泉の見学。温泉があるのです。あちこちで湯気が立ち上がり、硫黄の匂い、なんだか日本と似ています。
マオリの踊り。NZは原住民マオリの人たちと新しく入ってきた入植者たちとの融和を保ってきている素晴らしい国と思いました。
ヒツジの毛刈りショウ。NZは「人間より羊の数の方が多い」言われておりましたが、ヒツジはこの8時間のバスの旅で草原に一匹も見ませんでした!!放牧されているのは皆牛でした。羊の観光のところでしか見られませんでした。NZの羊の毛が中国の羊毛の安さに押され、乳製品の販売に移っていったそうです。
最後の旅はワイヘキアイランドです。オークランドから船で30分。NZは夏から秋の季節のはずでしたが、全くの夏でした。半袖のTシャツを買いました。ワイナリーのツアーに参加。おいしいワイン、オリーブ、きれいな海、あたたかな気候、別天地でした。コルクの木を始めてみました。
安全な国、人々の穏やかなこと、きれいな街並み日本とよく似た空気でした。しかし大きな違いを感じました。背伸びをしない、自分の力量で生きていき、そこに満足を見出している人々、国のような気がしました。
今回3度目でしたがまた行きたい国です。
NZのラグビーチーム"オールブラックス"の柄がこのシダです。どこでもたくさん見られました