【「受け身」″~られる”の覚え方!】
YouTubeの第38回の動画はCTP Learn to Read シリーズの社会レベル1-2の1冊、『Oranges for Orange Juice』の絵本を使って、中学3年で習う英語文法項目「受け身」”~られる”が自然に身に着く方法をご紹介します。
『Oranges for Orange Juice』の絵本ではオレンジが収穫されてから販売されるまでの順番(シークエンス)が受け身(受動態)で書かれています。
動画では絵本の内容を体験し、子どもたちの気づきを大切に学習をすすめるミセス・ミヤコの絵本メソッドが見られます。
ミセス・ミヤコの英語チャンネル第38回 英語絵本で習得しよう!「受け身」”~られる”の覚え方は?
↓動画をご覧ください↓
※今回のポイント※
- 受け身のルールを覚える
- 短い文章を暗記し、物事の順番を覚える
- 受け身を体験する
※学習のポイント※
1.受け身のルールを覚える
絵本に出てくる文章の動詞の主語を"I"にして言い換え、ジェスチャーをします。子どもたちに日本語で何をしているか、言ってもらいます。次に主語を”Oranges”にして日本語ではどう言うかを考えるさせます。子どもたちが気づくまで待ちます。
例えば I pick oranges. 私はオレンジを採ります。 (オレンジを採るジェスチャーをする)
Oranges are picked. オレンジが採られます。 (日本語に訳すとき、子どもたちが「オレンジが採られます」と気づくまで待ちます)
受け身はbe動詞+過去分詞ですが、先に文法を教えるのではなく、絵本に出てくる動詞で同じように主語が”I”と”Oranges”で比べ繰り返すと、「受け身」が自然にわかるようになります。
2.物事の順番(シークエンス)
絵本の文章を見ないで、絵をみただけで文章が言えるように繰り返し読みます。言えるようになったら、絵本の絵をバラバラに並べて順番通りに並べ替えます。(ミセス・ミヤコは絵本をコピーしたものをカードにして使っていましたが、ctmのオリジナルワークシートもございます。)
3.受け身を体験する
最後にオレンジを絞ってオレンジジュースを作って飲みます。楽しい体験をすることによってより学習したころが定着します。
※ミセスミヤコのアドバイス※
「Oranges for Orange Juice」の絵本はオレンジの流通をテーマにしているので、「社会」に分類されています。IやWeが主語ではなく、モノが主語の「受け身」の文章が書けるようになると英語のライティングのスキルが上がります。
絵本を読んで教えるだけではなく、楽しい体験を通して生徒が、お子さまが「なるほど!」と思わせるのがミセス・ミヤコの絵本メソッドです。実践してみてください。